天岩戸の前で舞を踊り、世界に光を取り戻した女神 天宇受売命(あめのうずめのみこと)。日本最古の踊り子であり、芸能や神楽の始祖とされる彼女は、今も「技芸上達」「良縁」「道開き」の神様として親しまれています。
この記事では、天宇受売命を祀る代表的な神社5選と、参拝時に役立つ見どころやアクセス情報をご紹介します。
💡 天宇受売命はどんな神様?天岩戸の神話や猿田彦命との出会いなど詳しい解説を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
⬇️ [関連記事:【神話解説】天岩戸開きで活躍した 天宇受売命のエピソードとは?]
天宇受売命のご利益とは
天宇受売命(あめのうずめのみこと)は、天岩戸の前で華麗で力強い舞を披露し、閉ざされた世界に光を取り戻したとされる「日本最古の踊り子・芸能の祖神」です。
その神話における役割から、以下のようなご利益・御神徳があると広く信仰されています。
- 良縁成就・縁結び・夫婦和合
★天孫降臨の際、導きの神である猿田彦命(サルタヒコノミコト)と出会い、のちに結婚したことから、素敵な縁を結ぶ神様、夫婦円満の神様としても信仰されています。 - 開運・道開き・運気上昇
★暗闇に包まれた世界(天岩戸)を明るい笑顔と舞で開き、光を取り戻したエピソードから、停滞した状況を打破し、新しい道や好運を切り開くパワーがあるとされています。 - 厄除け・魔除け
★場を明るく浄化し、負の気や災いを追い払う(祓い清める)強いエネルギーを持つとされています。
天宇受売命を祀るおすすめ神社5選
1. 佐瑠女神社(さるめじんじゃ)|三重県伊勢市
■御祭神
- 天宇受売命(あめのうずめのみこと)
■ご利益
- 芸能成就・技芸上達・縁結び・良縁・開運
■神社の特徴
- 伊勢神宮外宮からも近く、参拝者が非常に多い
- 芸能人の奉納札・のぼりが並ぶことで有名
- 猿田彦神社の境内にあり、夫婦神としての信仰も厚い
■参拝・アクセス情報
- 所在地三重県伊勢市宇治浦田1-2-13(猿田彦神社境内)
- アクセス:
★電車・バス:近鉄「宇治山田駅」または「伊勢市駅」よりバス「猿田彦神社前」下車すぐ
★車:伊勢自動車道 「伊勢西IC」 より車で約5分
・駐車場有(30分以内無料)
- 参拝時間24時間参拝可能(境内自由)
- 授与所受付時間:8:30〜17:00
- 御朱印・お札情報:
★佐瑠女神社限定の御朱印あり
★「芸能守」や「舞守」も授与所で購入可能
2. 椿岸神社(三重県鈴鹿市)


■御祭神
- 天宇受売命(あめのうずめのみこと)
■ご利益
- 芸能、芸道上達・夫婦円満・開運・良縁
■神社の特徴
- 椿大神社は猿田彦命の総本宮
- 椿岸神社は天宇受売命の本宮とされ、芸能関係者の参拝が多い
- 境内の「かなえ滝」は願いが叶う滝として人気
- 芸道のシンボルでもある扇をかたどった可愛い「扇おみくじ」も人気
■参拝・アクセス情報
- 所在地:三重県鈴鹿市山本町1871(椿大神社境内)
- アクセス
★電車・バス:JR「加佐登駅」 三重交通バス「椿大神社行き」「椿大神社前」下車すぐ
★車:東名阪自動車道「鈴鹿IC」から約5分(無料駐車場有)
- 参拝時間5:00〜18:00(11月〜4月)/ 5:00〜19:00(5月〜10月)
- 授与所受付時間8:00〜17:00御朱印・お札情報
- 椿岸神社(椿大神社別宮)の御朱印あり
★扇をモチーフにした「扇おみくじ」や「芸能守」も人気です
3. 佐倍乃神社(宮城県名取市)
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■御祭神
- 天宇受売命(あめのうずめのみこと)
- 猿田彦神(さるたひこのかみ)
■ご利益
- 道開き・交通安全・芸能成就・技芸上達・縁結び・夫婦和合・厄除け・方災解除
■神社の特徴
- 景行天皇40年(110年)創建と伝わる古社
- 出雲流「道祖神神楽」が奉納される神楽の社(例祭は4月20日)
- 夫婦神を祀る「縁結びの神社」
- 伊達政宗公の崇敬を受けた格式ある社
■参拝・アクセス情報
- 所在地: 宮城県名取市愛島笠島西台1−4
- アクセス
★電車・バス:JR「名取駅」より車で約15分 / 乗合バス「佐倍乃神社前」下車
★車:仙台東部道路、仙台空港ICより車で15分(無料駐車場有)
- 参拝時間:境内参拝自由(明るい時間帯の参拝をおすすめします)
- 授与所受付時間9:00〜16:00頃(※神職不在の場合もあるため事前確認が安心です)
- 御朱印・お札情報
★佐倍乃神社の御朱印あり
★夫婦神(猿田彦・天鈿女命)にちなんだ縁結びや夫婦和合のお守りも授与
4.芸能神社 / 車折神社 境内社(京都府京都市)
■御祭神
- 天宇受売命(あめのうずめのみこと)
■ご利益
- 芸能上達・芸事の成功・発展・表現力向上・創作活動の発展・芸能関係の仕事運
- 芸能人が奉納する朱塗りの玉垣は4500枚以上(年間2000枚追加)
■神社の特徴
- 朱塗りの玉垣(奉納名板)
★芸名・団体名が書かれた赤い玉垣が境内にずらりと並ぶ
★奉納は一般人も可能 - 芸能人の参拝で有名
★ファンが玉垣の名前を探しに訪れるスポットとして人気 - 車折神社の「清めの社」から参拝するのが古来の順路
★心身を祓ってから芸能神社へ向かう参拝方法が伝統
■参拝・アクセス情報
- 所在地:京都府京都市右京区嵯峨朝日町23(車折神社境内)
- アクセス
★電車:嵐電(京福電鉄)嵐山本線「車折神社駅」下車すぐ
★バス:京都市バス「車折神社前」バス停 下車 徒歩約3分
★車:五条通(国道9号)から嵐山方面へ向かうルートが一般的
・無料駐車場があるが、台数は少ない
※観光地が多いエリアなので、電車がおすすめ
- 参拝時間:境内参拝自由(明るい時間帯の参拝をおすすめします)
- 授与所(御朱印・お守り)受付時間:9:30〜17:00
- 御朱印:あり
★力強い墨書きと大きめの朱印が特徴
★コラボ御朱印(期間限定)も登場する
5.天岩戸神社 西本宮(宮崎県西臼杵郡高千穂町)


■御祭神
- 主祭神
★大日孁尊(おおひるめのみこと)=天照大御神の別名 - 配祀神:拝殿左側の御旅所に祀られている
★天鈿女命(あめのうずめのみこと)
★天手力男命(あめのたじからおのみこと)
★素戔嗚尊(すさのおのみこと)
★大年神(おおとしのかみ):農耕・収穫・年穀の神
★日子穂穂手見命(ひこほほでみのみこと)
★豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
★菅原道真公(すがわらのみちざねこう):学問の神として全国で信仰される
■ご利益
- 所願成就(あらゆる願いの成就)
- 開運・成功運(太陽神の力による運気上昇)
- 厄除け・災難除け(闇を祓い光を戻す神話に由来)
- 再生・復活・転機の到来(“闇から光へ”という象徴)
- 心の浄化・精神安定(静寂の中で心を整える聖域)
■神社の特徴
- 本殿を持たない特異な構造
★御神体は岩戸川対岸の断崖中腹にある「天岩戸(洞窟)」そのもの
★拝殿裏の扉の奥に「天岩戸遥拝所」があり、 神職の案内を受けた参拝者だけが天岩戸を拝観できる - 神楽殿と天岩戸神楽(国の無形民俗文化財)
★天鈿女命の舞を起源とする天岩戸神楽(33番)が奉納されている - 御神木:招霊(おがたま)の木
★神楽鈴の原型となった実をつける木で、天鈿女命が舞った際に手にしていたと伝わる神聖な木
■参拝・アクセス情報
- 所在地:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1
- アクセス:
★電車・バス:高千穂バスセンターから路線バス(天岩戸神社行き)で約15分
★車:九州自動車道「御船IC」より国道218号線経由で約1時間30分/東九州自動車道「延岡IC」より約1時間(※無料駐車場あり)
- 参拝時間:境内自由
- 授与所受付:8:30〜17:00(西本宮社務所にて対応)
- 御朱印:あり(東本宮の御朱印も西本宮の授与所にて拝受可能)
★高千穂神楽モチーフの御朱印帳が人気
まとめ:天宇受売命の神社で道を開くパワーをいただこう
最後までお読みいただきありがとうございました。
天宇受売命を祀る神社は、芸事のスキルアップを目指す方はもちろん、新しい一歩を踏み出したい時や良いご縁を呼び込みたい時にぴったりのパワースポットです。
- 芸能・芸道の上達や表現力を磨きたい時
- 人生や仕事の「道」を切り開きたい時
- 素敵な良縁や夫婦円満を願う時
ぜひ、天岩戸を開いた明るく力強い女神のパワーを感じに、お近くの神社へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
📚 天宇受売命についてもっと深く知りたい方へ
神社の参拝前に神話の知識を入れておくと、より一層ご利益や境内の雰囲気を深く実感できます。
天宇受売命がどのようにして世界を救ったのか、詳しい神話エピソードや性格・背景についてはこちらの記事で解説しています。



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