「完全ガイド」猿田彦命を祀る神社7選!ご利益・御朱印

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はじめに

天孫降臨の際に道をひらいたとされる“道開きの神”猿田彦命(さるたひこのみこと)。人生の岐路に立ったときや、新しいスタートを切る際に頼りになる神様として全国で深く信仰されています。

この記事では、全国に数ある猿田彦命を祀る神社の中から、特に由緒正しくご利益が大きいとされる代表的な神社を厳選してご紹介します。

猿田彦命を祀る神社のご利益とは

猿田彦命(さるたひこのみこと)は、天孫降臨の際に天照大御神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を日向の高千穂へと道案内した「みちひらき(道開き)の神」です。

神話を背景として、猿田彦命を祀る神社では主に以下のようなご利益・御神徳が授かるとされています。

  • みちひらき・開運招福(人生の道案内)
    ★天の八衢(やちまた:道の分かれ道)で出迎え、正しい道へと導いたエピソードに由来
  • 交通安全・航海安全・旅の安全
    ★目的地まで無事に旅をエスコートした導きの神であることに由来
  • 方位除け・八方除け・厄除け
    ★:道の境界(境内・村境)に立ち、外部からの悪霊や災いが進入するのを防ぐ「塞の神(さえのかみ)」としての性格に由来
  • 縁結び・夫婦円満
    ★天孫降臨の際に出会った踊りの女神・天宇受売命(あめのうずめ)と後に結婚し、故郷の伊勢で夫婦となった伝承に由来
  • 商売繁盛・事業繁栄
    ★「みちひらき」のご利益がビジネスにも通じる(事業が正しい軌道に乗る・販路が開ける)と解釈されている

💡 猿田彦命はどんな神様?天孫降臨で活躍した猿田彦命の詳しい解説を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

⬇️ [関連記事:【神話解説】『みちひらき(道開き)』に示される猿田彦命のエピソードとは?]

猿田彦命を祀る神社7選

1. 猿田彦神社(三重県伊勢市)— 道開きの総本社・伊勢参りの定番

■御祭神

  • 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)

■ご利益

  • みちひらき(人生の方向性を整える)・交通安全・出世開運・商売繁盛・方位除け

■神社の特徴

  • 全国の猿田彦信仰の中心的存在
  • 伊勢神宮・内宮から徒歩圏で参拝しやすい
  • 境内には妻神・天宇受売命を祀る佐瑠女神社(さるめじんじゃ)も鎮座
  • “人生の道を開く”象徴として若い参拝者も多い
  • 方位石(ほういせき)ーこの石に触れたり祈願することで、
               正しい道へ導かれると信じられている

■参拝・アクセス情報

  • 所在地:三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
  • アクセス
    ★電車・バス:近鉄・JR「伊勢市駅」または近鉄「宇治山田駅」から路線バスで「猿田彦神社前」下車すぐ
    ★車:伊勢自動車道「伊勢IC」から約5分(駐車場有・30分無料)
  • 参拝可能時間:24時間(境内の参拝)
  • 授与所・御朱印受付:8:30〜17:00
    ★墨書きで「奉拝」などが入り、神紋印が押される端正なスタイル

2.椿大神社(三重県鈴鹿市)— 猿田彦大神を祀る全国神社総本宮

■御祭神

■ご利益

  • 交通安全・方位除け・開運・良縁・夫婦円満・芸能上達

■神社の特徴

  • 猿田彦命の総本宮とされる最古の神社
  • 猿田彦命の墳墓伝承地に近く、古代からの信仰が濃厚
  • 御船磐座:この地に天孫瓊々杵尊一行の御船が到着されたと伝承されてきた場所がある
  • 「かなえ滝」は恋愛成就のパワースポット

■参拝・アクセス情報

  • 所在地:三重県鈴鹿市山本町1871
  • アクセス方法
    ★電車・バス:JR「四日市駅」から三重交通バス「椿大神社行き」で約1時間 / 近鉄「平田町駅」よりC-BUSで約50分
    ★車:東名阪自動車道「鈴鹿IC」から 約10分/新名神高速「鈴鹿PAスマートIC」から 約2分(無料駐車場有)
  • 参拝可能時間:5:00〜18:00(11月〜4月) / 5:00〜19:00(5月〜10月)
  • 授与所・御朱印受付:8:00〜17:00
    ★墨書き「椿大神社」に朱印の付いたシンプルな御朱印

3. 白鬚神社(滋賀県高島市)— 琵琶湖に浮かぶ朱塗りの大鳥居と延命長寿

■御祭神

  • 猿田彦命

■ご利益

  • 交通安全・災難除け・方位除け・恋愛・夫婦円満・子供の守護

■神社の特徴

  • 琵琶湖畔に立つ絶景の大鳥居で有名で、「近江の厳島」と呼ばれる名社
  • “白鬚(しらひげ)”の名で全国に分布する猿田彦系神社の中心
  • 水害から土地を守るために勧請された地域も多い

■参拝・アクセス情報

  • 所在地:滋賀県高島市鵜川215
  • アクセス
    ★電車:JR湖西線「近江高島駅」からタクシーまたは予約制乗合タクシーで約5分
    ★車:京都・大阪方面より京都東ICから湖西道路・国道161号を北上 40㎞/東京・名古屋方面より米原JCで北陸道へ、木之本ICから国道8号・303号・161号を南下 45㎞(無料駐車場有)
  • 参拝可能時間:24時間(境内の参拝)
  • 授与所・御朱印受付:9:00〜17:00
    ★墨書きで「白鬚神社」。朱印は神社名印・神紋印のシンプルなスタイル

4. 二見興玉神社(三重県伊勢市)— 夫婦岩と神の使者「カエル」の浄化の宮

■御祭神

  • 興玉大神(おきたまのおおかみ)=〔別名:猿田彦大神〕
  • 相殿:宇迦乃御魂大神(うかのみたまのおおかみ)

■ご利益

  • 夫婦円満・縁結び・交通安全・厄除け・浄化・禊

■神社の特徴

  • 「夫婦岩(めおといわ)」で有名
  • この神の神使いである「蛙(かえる)」の像が境内に多くある
  • 猿田彦命が海で亡くなった伝承と深く関わる
  • 境内には巨大なオオシャコガイが置かれ、伝承を象徴

■参拝・アクセス情報

  • 所在地:三重県伊勢市二見町江575
  • アクセス
    ★電車・バス:JR参宮線「二見浦駅」から徒歩約15分 / JR・近鉄「伊勢市駅」からCANバスで「夫婦岩東口」下車徒歩5分
    ★車:伊勢自動車道「伊勢IC」から 約10分/伊勢・二見・鳥羽ライン「二見JCT」から約3分(近隣に駐車場有)
  • 参拝可能時間:24時間(境内の参拝)
  • 授与所・御朱印受付:9:00〜16:00
    ★毎月23日「ふたみの日」限定の昭和初期の資料を復刻した特別版がある

5.猿田神社(千葉県銚子市)— 関東を代表する道開きの古社

■御祭神

  • 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
  • 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
  • 菊理媛命(くくりひめのみこと):伊邪那岐と伊邪那美の仲裁をした縁結びの神『日本書紀』の異伝(神代五段の一書第十)

■ご利益

  • 道開き・八方除け・方位除け・縁結び・交通安全・海上安全・学業成就

■神社の特徴

  • 創建は垂仁天皇25年(紀元前5年頃)と伝わる古社 :2000年以上の歴史を持つ銚子の霊地。
  • 本殿は千葉県有形文化財(延宝8年・1680年建立): 江戸期の三間社流造の美しい社殿。
  • 境内の森は千葉県天然記念物の極相林 :銚子の自然を感じる鎮守の森。
  • 参道は総武本線の線路を跨ぐ独特の構造: トンネル状の道を抜けると神域が広がる
  • 庚申の年(60年ごと)に式年大祭神幸祭がある

■参拝・アクセス情報

  • 所在地:千葉県銚子市猿田町1677
  • アクセス
    ★電車:JR総武本線「猿田駅」から徒歩約5分
    ★車:東関東自動車道「佐原香取IC」から約35分(無料駐車場有)
  • 参拝可能時間:24時間
  • 授与所・御朱印受付:9:00〜17:00
    ★書置きあり・直書き対応あり

6. 佐太神社(島根県松江市)— 出雲国三大社の一つ・佐太大神として祀る

■御祭神

  • 佐太大神(さだのおおかみ)=猿田毘古大神

■ご利益

  • 厄除け・開運・健康長寿・恋愛・家庭運・交通安全

■神社の特徴

  • 出雲国三大社の一つ
  • 猿田彦命を「佐太大神」として祀る古社
  • 神在月(旧暦10月)には全国の神々が集う重要な神事(神在祭)が行われることでも有名

■参拝・アクセス情報

  • 所在地:島根県松江市鹿島町佐陀宮内73
  • アクセス
    ★電車・バス:JR「松江駅」より一畑バス(恵曇方面行き)で約30分、「佐太神社前」下車すぐ
    ★車:山陰自動車道・松江西ICから約21分(無料駐車場有)
  • 参拝可能時間:24時間(自由参拝)
  • 授与所・御朱印受付:8:30〜17:00
    ★直書き対応あり

7. 大麻比古神社(徳島県鳴門市)— 阿波国一宮・交通安全祈願の聖地

■御祭神

  • 主祭神:大麻比古大神(おおあさひこのおおかみ)ー天日鷲神(あめのひわしのかみ)の子
  • 配祀神:猿田彦命(さるたひこのみこと)

■ご利益

  • 方除け・厄除け :猿田彦大神の神徳による災厄除け。
  • 交通安全(四国屈指): 車のお祓いで有名。新車祈祷の参拝者が非常に多い。
  • 産業発展・商売繁盛 :大麻比古大神は麻・穀物の祖神であり、産業の守護神。
  • 五穀豊穣・家内安全 :阿波国開拓の祖神として豊穣を司る。
  • 安産祈願 :麻の祖神の神徳により安産守も授与される。

■神社の特徴

  • 阿波国一宮として古代から崇敬されてきた神社
  • 参道入り口には高さ約14メートルの朱塗りの大鳥居がそびえる
  • 御神木は樹齢1000年以上の楠の大木で、鳴門市の天然記念物に指定されている
  • 「めがね橋」・「ドイツ橋」は第一次世界大戦中に板東俘虜収容所に収容された
    ドイツ兵たちが作ったもの
  • お遍路の安全祈願のために参拝する人が多い

■参拝・アクセス情報

  • 所在地:徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13
  • アクセス
    ★電車:JR高徳線「板東駅」から徒歩約30分(タクシーで5分)
    ★車:徳島自動車道「藍住IC」より車で約15分(無料駐車場有)
  • 参拝可能時間:6:00〜17:00
  • 授与所・御朱印受付:9:00〜17:00
    ★中央に「大麻比古神社」、右上に「阿波国一宮」印、社紋印が押される端正な御朱印
    ★書置き:特別仕様の藍色墨の書置きがある(限定)

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

猿田彦命は、思い立って一歩を踏み出す人に寄り添い、正しい道を示す「みちひらき」の神様です。気になる神社があれば、ぜひ参拝に訪れてみてください。

またお会いしましょう。

📚 猿田彦命についてもっと深く知りたい方へ

神社の参拝前に神話の知識を入れておくと、より一層ご利益や境内の雰囲気を深く実感できます。

猿田彦命がどのように天孫降臨と関わったのか、詳しい神話エピソードや性格・背景についてはこちらの記事で解説しています。

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